電流比較形変成器ブリッジは、標準コンデンサ(Cs)と被測定コンデンサ(Cx)を比較するとき、電源(E)に対して並列に接続してそれぞれに流れる電流Is,Ixを比較するものです。電流比較器はIxN1=IsN2とアンペアターンで平衡するため平衡時には鉄芯内の磁束は零となり検出巻線(N3)の誘起電圧は零になります。電流比較器は平衡時には変成器の残留インピーダンスはほとんど巻線低抗分であって小さく、このため電源(E)はほとんどコンデンサに加わり高電圧を印加することができます。tanδの平衡には変成器の残留抵抗分(R)を利用して比例巻線(N2)へCDを通
じて分流電流を流すことにより10-6の分解能で測定できます。
本器は電流比較器に、検出巻線を有する磁気平衡形の変成器(カーレントコンパレータ)を用いたもので、シェーリングブリッジに比べて多くの特長を待つ高精度の電流比較形変成器ブリッジです。